
2025年2月7日、札幌マチヅクリ大学の第2期生27名が、大和ハウス プレミストドーム(札幌ドーム)にて最終発表を行い、無事に修了証を受け取りました。
この1年間、皆さんにとっては喜びもあれば苦労もあったことでしょう。本当におめでとうございます!
そして、この学びの場を支えてくださった多くの事業者の方々、行政職員の皆さん、地域で活躍する有志の方々、そして大学の教職員の支えがあったことを忘れずに、感謝の気持ちを持ち続けてください。

今年度は、マチヅクリ大学の基盤を確立する重要な一年でした。1年間を通じて10回のフルプログラムを初めて実施し、「防げ! 街のファスト風土化」というスローガンのもと、札幌の魅力を再発見し、継承する取り組みを進めました。
このプログラムでは、街のさまざまなプレイヤーが「キョージュ」となり、大学教員が運営スタッフとして支える仕組みを構築しました。
その目的は、次世代の若者と街の魅力をつなぐこと、街の大人たちをまちづくりという公共領域へと誘うこと、そして実効性の高い地域課題解決のプラットフォームを形成することです。
つまり、参加するすべての人々がともに成長し、実践的かつ共創的に「魅力的で愛される街」をつくることを目指しています。

最後に、修了生の皆さんへメッセージを送ります。
このプログラムを修了したからといって、皆さんがまちづくりの達人になったわけではありません。
しかし、これは人として幸せに生きるための大きな第一歩です。人が幸せになるための最低条件は、「自然環境」と「コミュニティ」だと言われています。
皆さんは、この一年を通じてコミュニティの大切さを少しでも実感できたでしょうか。もし「まだよく分からない」と感じている人がいたら、ぜひ2年目のプログラムに参加してください。
より発展的な地域課題解決のプロジェクトに挑戦するのも良いでしょう。メンターとして後輩をサポートする形で関わることもできますし、懇親会に顔を出すだけでも大歓迎です。
いずれにせよ、皆さんが一生をかけて追求する「幸せ」について、このマチヅクリ大学をきっかけに探究を深めてくれたら、これほど嬉しいことはありません。
これからの皆さんの歩みに期待しています。



北海商科大学 教授 池ノ上 真一